<aside> 💡 栄養管理の大きな流れは、栄養管理が必要な患者さんをスクリーニングで抽出し、アセスメントを行い、栄養療法のプランを立てて実施し、栄養管理が不要となるまで再評価、実施を繰り返すことです。**当院では、NST回診対象者を従来SGAで抽出しておりましたが、今後はMNA-SFを活用する予定です。**そのほかにも様々なスクリーニング方法があり、それぞれに適した対象があります。低栄養の国際的診断基準であるGLIM基準はこちらをご覧ください。

</aside>

SGA subjective global assessment

外来でも入院でも入手可能な簡単な情報でリスクを評価します。

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MNA mini nutritional assessment-short form

65歳以上の高齢者が対象のスクリーニング法で在宅・施設向きとされていますが、入院高齢者にも有用です。変化に対する反応性に乏しいとされています。

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MUST malnutritional universal screening tool

2003年、英国静脈経腸栄養学会(BAPEN)が提唱しました。合計点数による危険度に応じて栄養管理方法を選択します。維持期や地域で有用ですが変化に対する反応に乏しいとされています。

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NRS2002 nutritional risk screening-2002

2003年、欧州静脈経腸栄養学会(ESPEN)が提唱しました。急性期患者や入院患者で有用とされています。

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GNRI geriatric nutritional risk index

14.89×血清アルブミン(g/dl)+41.7×〔現体重(kg)/理想体重(kg)〕

82未満:重度栄養障害 82〜91:中等度栄養障害 92〜98:軽度栄養障害

診察や問診なしで簡便かつ客観的に評価可能です。透析患者の栄養評価ツールとして汎用されてきましたが、入院・外来においても有用とされています。

CONUIT controlling nutritional risk status

2003年、欧州静脈経腸栄養学会(ESPEN)が発表しました。診察や問診なしで簡便かつ客観的に評価が可能です。急性疾患患者や入院患者で有用とされ、外科手術症例や心不全症例での使用例も増加しています。

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NSTが気にしている数値