<aside> 💡 3%食塩液の作り方 生理食塩液 400mL(100mL廃棄)+大塚食塩注10% 6本(120mL)
</aside>
低張性輸液の中止、水分制限(原因検索後)
テルモ生食500mL(Na:77mEq)点滴 ※浮腫、SIADHには使用しない。
メイン輸液に大塚生食注10%もしくはNaCl補正液2.5mEq/Lを混注する
<aside> 💡 参考 ソリタT3号500mL+NaCl補正液2.5mEq/L(濃い方)1本の食塩濃度は0.76% KNMG3号500mL+NaCl補正液2.5mEq/L(濃い方)1本の食塩濃度は0.86% →テルモ生食500mLの食塩濃度(0.9%)に近づき、栄養輸液ではなく細胞外液の組成に近くなる。ブドウ糖も含まれるので浸透圧はテルモ生食より高い。
</aside>
医薬品のNaClは「食塩」とは異なり食事に混ぜても美味しくない。可能な範囲で塩分付加食事で対応する方が良い。
経管投与の場合、栄養剤と同時に投与しない(塩析を起こす)。
アスパラカリウム錠(1錠あたりカリウム1.8mEq)、グルコン酸K細粒(1gあたりカリウム4.0mEq)は腸管での吸収量に差があるため相互の換算は困難。添付文書の用法用量に従う。